ニューヨークの人気レストランで一緒に働いていたダンカンとジョシュの2人がはじめたブルックリン発ビネガー・ドレッシング(ヴィネグレット)ブランド”ライト・テイスティ”。きっかけはダンカンがたまたま春のグリーンマーケットで買った新鮮なヒラタマネギをジョシュがピクルス漬けにしたことから始まる。ピクルスを食べ終わった後も残りの汁をサラダ用のドレッシングとして使っていた。翌年、何か自分でビジネスを始めたいと思っていたジョシュは、自らのレストランを開く代わりにあのときのピクルス・ドレッシングを本格的なヒラタマネギ・ヴィネグレットとして商品化することを思いつく。商品化後すぐにビッグヒットを飛ばしたヒラタマネギ・ヴィネグレットに続き、新フレーバーとしてスモークド・ヘアルームトマト・ヴィネグレット、メイヤーレモン・ヴィネグレットも商品化。
看板商品に使用されているヒラタマネギは日本人には馴染みの薄い野菜。春のほんの数週間の間だけマーケットに姿を現すとてもシーズナルな食材なのだ。そのため商品化をするにもその時期以外には手に入らないため、年間を通して販売することが難しい、とても貴重な一品だ。その年の春に作った分が売り切れ次第、次の春まで入手不可能となる。他の二つのフレーバーは年間を通して生産されるのでいつでも購入可能だ。ビネガー・ドレッシングとしてサラダにかける以外にも、普段の料理にちょっとツイストを効かせたいときに大活躍のこの商品、例えばメイヤーレモン・ヴィネグレットはお魚やローストポテトにレモン代わりにかけたらおいしい。ベーコンにも似たスモーキーな香りが特徴のスモークドへアルームトマト・ヴィネグレットはチキンや豆料理に良く合う。普段使うトマトソースにちょっと混ぜてスモーク感を加えたり、牛乳を加えてクリーミーなドレッシングにするのもありだ。またはシンプルにパンとチーズにつけて食べてもおいしい。どのフレーバーも蓋を開けた瞬間の香りがたまらなく食欲をそそる。ヴィネグレットと銘打ってあるが、酸味はほとんどなくまろやか。料理の邪魔にならないように味付けも薄め。お好みで塩胡椒やスパイスを足してオリジナルドレッシングを作るのに最適だ。
ボトルデザインにもこだわったというだけあって、キッチンに置いておくだけでかわいい(3種類並べたら特に!)ライト・テイスティのヴィネグレット、サイズも手のひらサイズなので料理好きなお友達やデザイン重視のインテリアマニアなお友達へのお土産にぴったりなおいしくてオシャレな一品だ。
COMPANY INFO
Right Tasty
righttasty.com
スモーガスバーグやブルックリンのローカル食材店で購入可能:
Smorgasburg 土曜(ウィリアムズバーグ)、日曜(ダンボ)
Depanneur
242 Wythe Avenue (@ N.3rd Street) Brooklyn, New York
Urban Rustic
242 Wythe Avenue (@ N.3rd Street) Brooklyn, New York