ニューヨークに長期滞在をしていると、ホームパーティーを主催する、また招待を受ける機会がある。また、見慣れない食材をスーパーで発見して一体どうやって食べるのだろうと首を傾げることも少なくはない。そんな経験をされた方にお勧めの料理教室がある。
受講希望者が多く、開講のお知らせとともに予約がすぐ一杯になるという、Moto Creative Services主宰、山本了平氏(以下MOTO先生)が月一のペースで開催しているお料理教室。週末を含む8日間開講されるので、希望の日を指定して申し込みをすることができる。
MOTO先生は、90年代後半にアメリカの大学に留学のため渡米。卒業後就職を機にニューヨークへ拠点を移す。約8年間ジャパンソサエティーにて文化講演会の企画運営に携わり、アメリカ人に日本の文化、食文化等を紹介してきた。自他共に認める大の料理好きで2012年に起業。料理教室を開講した。
口こみで徐々に生徒が増え、開講約半年後1人の生徒さんがレッスンの内容を細かくブログにアップしてくれのをきっかけに問い合わせが急増 。人気の理由は、料理教室のメニューコンセプトである「簡単でありながらも、見た目も味もワンランク上のレシピ」を学べるという点。レッスンはデモンストレーション形式で行われ、先生の楽しいおしゃべりに加え、調理する際の留意点や、代用できる食材等の説明と共にMOTO先生が料理を作っていく。
入手可能な食材、便利な加工品等も使用し、シンプルなステップで纏められているレシピは、料理が苦手な人でも簡単に作れそうというわくわく感も沸いてくる。
毎月のメニューはコンセプトがあり、4月のレッスンテーマは「カラフルスプリング」。春を感じられる、色とりどりの食材を使うレシピが前菜6品、メイン2品、デザート1品と合計9品も用意されている。分かりやすいレシピノートが1人1人に用意されおり、自分でメモを取りながら作り方を学んでいく。レッスン中には、食材に関する英語の質問や、ニューヨークのスーパー事情についての質問も飛び交い、MOTO先生からニューヨークの生活に役立つ情報も聞くことができる。
毎月参加している生徒さんは、MOTO先生のお料理はお友達や会社の同僚が集まるパーティーなどに最適なメニューばかりで、実際にパーティーで提供しても大好評だったとのこと。ニューヨークに来て日が浅い生徒さんは、1人でも気軽に行きやすいお料理教室なので行ってみたらどうかと友達に勧められたのが受講のきっかけとも教えてくれた。
現在は日本人生徒を対象にしたお料理家を開講しているが、今年は日本食に興味のあるアメリカ人を対象にした日本食のお料理教室を開講する予定。 日本語でも英語でも楽しくお料理を教えられるMOTO先生。 今後ますます受講者も増え料理挑戦してみようという人が増えるであろう。
<お料理教室受講について>
教室は毎月開催されていますが、その月により開始日が異なるとのこと。まずはEメールにて、お料理教室のメーリングリストへの参加希望を連絡。その後、 料理教室の詳細が送られてくるのでそちらからまた詳しい情報をご入手ください。
メーリングリストへの参加希望はこちらのメールアドレスにお送りください。
questions@motocs.com
Moto Creative Services
www.motocs.com