北京のハンバーガショップがニューヨークに上陸!「Uncle Sam’s」


ニューヨークハンバーガーショップの横綱、シェイク・シャックマディソンスクエアパーク店から5番外を北に7ブロック上がったところに、中国からやってきたハンバーガーショップ「Uncle Sam’s」が5月18日(月)にオープンする。同店は、既に北京で2店舗を展開している。

店内は、明るいトーンの木の壁で統一されており、天井は緑の牧草を幾何学的な格子で表現している。天井も高くとても広々とした空間だ。席数も124席とハンバーガーショップとしてはかなり大きい。

ニューヨーク店でのメニューの開発を手掛けるのは、ベリーフルコンサルタント。指揮をとるのは、ブラッドフォード・トンプソン氏。同氏は、トリプル・エーのファイブダイアモンド賞、ワインスペクテーターのアワードを獲得。2004年には、雑誌フード・アンド・ワインの最優秀新人シェフの1人に選ばれた。2006年には「ベストシェフサウスウェスト」にて、ジェームズビアード賞を獲得するなど経験と実績を持ち合わせている。

メニュー構成は、ハンバーガーとチキンサンドイッチ。ハンバーガーはシンプルな定番のハンバーガーとアジアンテイストがちりばめられたスペシャルバーガーの2種類。スペシャルバーガーでおススメの一品は、「Uncle Sam’s Signature Burger」。ソテーしたマッシュルーム、オイスターソース、スイスチーズ、ジューシーなお肉がバンズにはさまっている。

「DIM SUM BURGER」はとてもユニークで、飲茶(DIM SUM)のあんによく使われる豚肉と海老をすりつぶしたものでパテとソテーした薄切り椎茸との組み合わせ。飲茶と同様、生姜のきいたお醤油がディッピングソースとしてついてくる。

サンドイッチは、ジューシーで柔らかいパン粉をつけてあげたチキンカツを用いたもの。おススメは、「NYC」で、中華料理でよく使われる豆味噌ソースと、レモンソースにあえたケールとチキンカツのコンビネーション。ケールの酸味がカツの油っぽさを中和してくれる。

サイドメニューの「Loaded Fries」は、揚げたイモに、チーズと四川料理で使われるチリソースで炒めた豚のひき肉とねぎがたっぷりのっていて、かなりのボリューム感だ。

中華料理のフレーバーを取り入れたメニューで、ハンバーガー激戦区のニューヨークにやって来たこのハンバーガー店。創作的なハンバーガーがニューヨーカーに受けるかどうか気になるところだ。


Uncle Sam’s
307 Fifth Avenue, NYC 10016
Phone:212-213-3938
http://www.unclesamsburgers.com/