一蘭、つるとんたんと日本のチェーン店がオープンする中、イギリス生まれの日本食レストランチェーン「Wagamama」もニューヨークに一号店をオープンした。
本格的な日本食レストランがしのぎを削るニューヨークへのイギリス生まれの日本食レストランの上陸は、米系のメディアや食通ニューヨーカーからは、料理の味についてかなりの酷評を受けるという厳しいスタートとなった。
しかし、同レストランは、ランチからディナーまで連日多くのお客様でにぎわっている。味に対する評価が低くとも客が入っている理由とは?
最高の立地
マディソンスクエアパークのすぐ近く。イータリーやレゴショップ、フラットアイアンビルの周りはパブブリックスペースとして歩行者に解放されており観光客も多く足を運ぶエリア。
イギリスで確立されたブランド力
1992年にイギリスに立てられ、現在140店舗をヨーロッパを中心に展開。ニューヨークを訪れるヨーロッパからの観光客は、既に同レストランを知っている人が多い。
シンプルで分かりやすいメニュー
メニューはアペタイザー、餃子、サラダ、どんぶり、カレー、鉄板焼き(焼きそば)、ラーメン、デザートの7つのカテゴリーに分かれている。日本食初心者には分かりやすいシンプルなメニュー構成。ちなみにお店の一番人気メニューは、チキンカツカレー。
日本食レストランとしてはリーズナブルな値段設定
アペタイザー、デザートを除くメインコースの平均のお値段は約12ドル。このエリアではファーストフード以外でこの安さのレストランは少ない。
洗練された内装
入り口にはお一人様でも気軽にお酒や料理を楽しめるバー。オープンキッチンのエリアに座れば、いわゆるキッチンのアクションが見えるという設定。2階席もありかなりゆったりとしたスペース。リーズナブルな値段の料理が素敵な空間で食べられる。
ということで、本格的な日本の味を求めずに(お求めの方はそのまま南に7ブロック下がり大戸屋さんへ)、このエリアで綺麗でゆったり座れ、値段がリーズナブルなレストランをお探し方にはススメのレストランだ。
WAGAMAMA
210 5th Avenue New York, NY 10010
212-920-6233
https://www.wagamama.us