出身地：ニューヨーク
業界歴：17年
カテゴリー：ギリシャ料理
伝統の味を守りながら、コンテンポラリーなギリシャ料理を作る
ニューヨークで、コンテンポラリーギリシャ料理シェフといえば、ロングアイランド出身のマイケル・プシラキス氏。13歳から飲食業界に入るが、料理学校で料理を勉強したことはなく、料理好きだった母親から学び、その後独学で料理の腕を上げていった。
ギリシャ移民の家庭で育ち、自身はギリシャ生まれではないが、ギリシャには何度も足を運び本場の味は十分に理解している。ギリシャ料理を愛してやまない同氏は、ギリシャ料理をの認知度をあげ、またそれと同時にコンテンポラリーなアレンジを加えることで、ギリシャ料理のレベルアップに貢献したいという信念のもと、現在ニューヨークで5店舗のギリシャ料理レストランを経営している。
彼がギリシャ料理を作るにあたり常に念頭に置いていることが二つある。一つは母親から、そして、ギリシャの地で学んだ伝統的なギリシャ料理をにアメリカの食文化を交えて新しいギリシャ料理を作りだすこと。もう一つは、クリエイティビティーを最大限に生かし、典型的なギリシャ料理の食材を使い、全く新しい料理を創り出すことだ。
ギリシャ料理に対する情熱と創造力は、彼のレストラン経営の原動力であり、それらは、アメリカの食業界でも高く評価され、これまで「フード＆ワイン」のベスト・ニュー・シェフ、「ボナペティ」、「エスクアイア」、そして「ジェーム・ビアード・アワード」でシェフ・オブ・ザ・イヤーを獲得。料理関係のテレビ番組にも多数出演し多忙な日々を送る。
プシラキス氏曰く、ニューヨークでレストランビジネスを成功させる鍵は、自分が大好きなものを料理すること。レストランを訪れるお客様には、自分の大好きなギリシャ料理を通じて文化や伝統を体験してもらいたいと願う彼の料理には、創造力と愛情がたっぷり詰まっている。
これまでの経歴
2013 – Present
「 MP Taverna – Astoria」エグゼクティブ シェフ＆オーナー
2012 – Present
「MP Taverna – Irvington」エグゼクティブ シェフ＆オーナー
2011 – Present
「MP Taverna – Roslyn」シェフ＆オーナー
2010 – Present
「FishTag」シェフ＆オーナー
2009 – 2011
「 Eos Miami」エグゼクティブ シェフ＆オーナー
