世界中の人々が集まり共存するここニューヨーク。この人種のるつぼでは、食べられない国の料理の方が少ないのではないか。
特に多国籍料理が楽しめるクィーンズ区は、中南米からの移民が多く、コロンビア料理、ペルー料理レストランが多く存在する。中央アメリカのグアテマラとホンジュラスの間に位置するエルサルバドル共和国のレストラン「Salvatoria Kitchen & Bar」もここクィーンズにある。
アストリアの地下鉄ブロードウェイの駅から1ブロックほどのところにあり、こじんまりしたお店だが店内には陽気なラテン音楽が流れ、多くのエルサルバドル人が郷土の味を楽しんでいる。
さて、エルサルバドルの代表料理といえばなんといっても「ププサ」とうもろこしの粉を水で入れて捏ね、肉はチーズなどを入れて焼く、まさにエルサルバドル版おやき。このお店の一番人気のププサは豚肉、豆をすりつぶしたもの、チーズのはいった「Revuelta」。付け合わせのトマトソースとコールスローを一緒にいただく。
初めてエルサルバドル料理を体験する方は、ププサ以外にもスカートステーキ、鶏肉料理、シーフードとメインコースの種類も豊富なので、グループで来て色々な料理を試してみては?
Salvatoria Kitchen and Bar
31-18 Broadway, Astoria, NY 11106
718-777-2829
http://salvatoriakitchenbar.com/