今年のニューヨークの食のトレンドはなんといってもフードマーケット。アメリカのショッピングモール内にあるフードコートといえば、大手ファーストフードチェーンが軒を連ねているがそれとは違い、拘りの商品を提供するスモールビジネスが入ったフードマーケットが話題となっている。
今年は、City KitchenやUrbanSpace Vanderviltもオープンし、そこでしか食べられない、ニューヨークならではのお店が数多く出店している。これらの2つのマーケットはミッドタウンだが、ミートパッキングディストリクトにも、昨年暮れに「Gansevoort Market」がオープンした。
実はこのマーケットには古い歴史がある。1884年にニューヨーク初のファーマーズマーケット「The Gansevoort “Farmers” Market」としてオープンし、その3年後にお肉や乳製品も販売されるようになり、名前を「Gansevoort Market」に変更。新鮮は食料品を積んだ馬車、商人そして買い物客で市場は賑わいをみせていた。
そして、昨年再び登場したマーケット。食料品販売ではなく、飲食店が出店をしている。お寿司、ピザ、タコス、コーヒー、セビッチェ、マカロン、イタリアンサンドイッチ、ジェラート、タイ料理と種類も豊富。飲食スペースも約50席ほどあり、店舗によってはカウンター席が数席ついてるところもある。
ミートパッキングエリアの観光スポット、ハイラインの近くなので、天気がよければそこで食べ物を買ってハイラインで食べるのもおすすめ。散策後の休憩場所としても利用できる。
Gansevoort Market
52 Gansevoort St, NYC, NY 10014
http://www.gansmarket.com