日本ではお馴染みの駅の構内の地下通路にあるショッピング街。駅の利用者が行き交う地下街は、より多くのお客様にお店をアピールするには最高の立地条件である。
地下鉄が発達しているニューヨークでもタイムズスクエア駅、ユニオンスクエア駅等多くの路線が乗り入れる駅には地下通路もあるお店もちょこちょこ入っているがあまりうまく利用されていない。しかし最近になり新しくオープンしたフルトン駅には地下街ではないが「フルトンセンター」として駅構内に「Shake Shack」、「WASABI」、「Irvin Farm Coffee」などリテールショップが入っており、徐々に駅の利用方法が見直されてきている。
そして、1日9万人の利用者が行き来する地下鉄コロンバスサークル駅の地下通路にも「Turnstyle／ターンスタイル」という地下街ショッピングセンターが登場し、ニューヨーカーから旅行者まで多くの人に利用され、地下街文化が生まれている。
ターンスタイルには、飲食店、カフェ、洋服、メガネ屋、ペット用品、リカーショップ、キャンディーショップといろいろなお店が軒を連ねており、朝の通勤時間にはどのカフェも出勤前のコーヒーや朝ごはん買い求める人で長打の列ができている。この時間帯の客をターゲットにしているお店は早朝からお店を開けている。リテールショップや食事を提供するお店はオープンが午前10時、11時と営業時間が異なる。
ほかであまり食べることのできない料理を食べたい方にはここ「The Bolivian LLAMA Party」がおススメ。
マンハッタンで唯一ボリビア料理が食べられるお店で人気の一品はなんといってもボリビア料理の代表「サルテーニャ」と呼ばれるおかずパンのようなもの。さくさくの皮のなかにどろりとしたソースで煮込まれたお肉がつめられている。
かわいい犬たちがあしらわれたデザインが印象的な「Marc Tetro」ではニューヨークのランドマークやイエローキャブなどのデザインのものもあるのでニューヨーク土産を買いたい人にはおススメのお店。
セントラルパークやコロンバスサークルに行った際には地上を歩かず地下を歩いてみよう！
TurnStyle
57th Streetと58th Streetの間の8th Avenue
http://www.turn-style.com/
