11月27日（火曜日）ミッドタウンにある「MIFUNE New York」で、300年以上佐賀県で拘りの有田焼を創り続ける香蘭社と、拘りの日本酒を創り続ける天吹酒造がペアリングイベントを開催する。
400年以上も前から 佐賀県有田町で作られている有田焼は、日本における磁器の元祖。その有田焼メーカーとして1879年に創業した香蘭社。 優雅な文様で彩られた食器やインテリア用品が有名な同社は、明治時代から、相次いで世界各国で行われた万国博で数々の名誉金牌を受賞し、 海外でも高い評価をうけてきた。 また、国内でも、1896年（明治二十九年）には「宮内省御用達」の名誉を受け、数々の商品を納めてきた。
香蘭社が使用している陶土は一等級の「選上」をブレンドし、磁肌の白さを調整。赤色は自社調合した、やや朱色よりの「花赤」を使用する。そして香蘭社の命である瑠璃色は絵付絵具としても使用する酸化コバルトを釉薬の中に混ぜ込み、釉薬の厚みによって深みのある色を表現している。長年の技術開発を基にして、深く透明感のある瑠璃色の製品を作り続けている。
今回のペアリングイベントで使用される香蘭社のお皿のセレクションは、有田焼の伝統的な技法が垣間見れるもの、それと同時に現代の技術無くしては創ることもできないものをいつか候補に選び、創造的な料理を担当するMIFUNE New Yorkのカルナリーチームが実際に使用するお皿を選んだ。
香蘭社の数々の素晴らしいお皿に盛り付けられたお料理と一緒に提供される日本酒は、1688年創業の天吹酒造の日本酒。現在11代目蔵元の木下壮太郎氏は農大時代の花酵母研究により、今では花酵母で醸す清酒製造のリーダー的存在。300年以上の歴史と新たな挑戦で数々の賞を受賞。今ではニューヨークでも人気銘柄となり、純米大吟醸からニューヨークオリジナルデザインのカップ酒まで幅広く販売している。今回天吹のペアリングメニューを担当したのは、日本酒のエキスパート酒ディスカバリーズ。天吹セレクションの中から厳選された5種類をお料理にあわせて冷燗、ブレンドでアレンジした。
今回のお料理はコースで７品。すべて香蘭社のお皿に盛り付けられる。そして、お料理１品１品にあった天吹酒造の日本酒をいただくことができる。また、このペアリングイベント来場者には香蘭社と天吹酒造から素敵なギフトも用意されている。予約は直接レストランへの電話、もしくは、Open Tableの差ウエブサイトから予約可能。席に限りがあるので、ご予約はお早めに！
＜イベント詳細＞
日時 : 2018年11月27日(火) 5:30pm〜/8:00pm〜(完全入れ替え制)
場所 : MIFUNE New York
住所：245 E.44th Street New York NY 10017
料金：150ドル (料理7品＋日本酒5種＋ギフト２種)
予約方法：212-986-2800 もしくはOpen Table予約サイトにて。
MIFUNE New York
245 E 44th St, New York, NY 10017, USA
212-986-2800
http://mifune-restaurant.com/
