Craig Koketsu
クレイグ・コウケツ
出身地: カリフォルニア/米国
業界歴:13年
カテゴリー:アメリカン
カリフォルニア出身の日系アメリカ人シェフ。アメリカの食の最先端をいくニューヨークに移住し、自らのキャリアを高める為、素晴らしいシェフが集まるこの街に身を置くことを決意した。
90年代後半、ニューヨークの有名レストラン「レスピナッセ」にて、エグゼクティブ・シェフ、クリスチャン・ドゥルヴリエ氏の元で働きはじめる。レストランはなんとミューヨーク・タイムスで4つ星を受賞。クレイグ氏もチームの中で頭角を現し、1年半後には、ドゥルヴリエ氏の右腕として 、シェフ・デ・クィジーンに就任する。その後「マンハッタン・オーシャン・クラブ」でエグゼクティブ・シェフを務める。
2006年にはニューヨークの老舗ステーキハウス、「スミス・アンド・ウォレンスキー」の御曹司マイケル・スティルマン氏が新しくオープンする「クオリティー・ミーツ」のエグゼクティブシェフに抜擢される。
2007年にはマイク氏がオープンする、四季をレストランにもメニューにも感じさせる「パーク・アベニュー」のエグゼクティブシェフも兼任することに。季節の食材を生かしたメニューを考案。レストランもメディアの注目を一斉に浴び、クレイグ氏もこれから活躍が期待される若手シェフとしてその名前が挙げられた。
2010年9月には、「ハリケーンクラブ」という、トロピカルなコンセプトのレストランのエグゼクティブ・シェフ兼パートナーという立場で、不況の中ここ最近では最も豪華且つユニークなコンセプトのレストランのオープニングを手がけた。
地道に料理の基礎を学び、尊敬できる先輩の下で経験を積み、自分の技術を最大に生かせるレストランを共に作り上げるパートナーを見つけたクレイグ氏。今後ニューヨークのレストラン業界の代表的存在になるであろう、今後の注目すべきシェフの1人だ。