NYCの地域がアイスクリームとして味わえるとニューヨーカーの間でウワサになっている、「５Boroughs Ice Cream」。「NYC味？どんな味？」と思う人も多いと思うが、NYCの各地域の特色や背景を基に、見事に各地域特有の「味」を表現したアイスクリームなのだ。

アイスクリームをこよなく愛すキムさん、スコットさん夫妻が、友人から結婚祝いとしてアイスクリーム機をもらったのを期に、夫婦こだわりの絶品アイスクリーム創作を開始。彼らのコンセプトは「永久のNYC味」を表現すること。こうしてNY中心のアイスクリームブランド、５Boroughs Ice Creamが誕生した。

この商品のこだわりは、フレーバーはもちろんのこと、ローカルの乳製品工場や材料を使うなど、正真正銘の“NYC味”を追求しているところ。また、ひとつひとつ手作りなのは、材料本来の味を最大限に活かすためだ。

インスピレーションを大事にしてきた二人は、ユニークなフレーバーをいくつも創り出した。昔、ごみ処理地であったスタテン島からアイディアを受け、ネーミングされた「LANDFILL(ごみ処理地)」味は、一度にいろいろなものが味わえるバニラアイスクリームだ。中にはボルドーチェリー、チョコレートクランチ、ブラウニーチャンク、そしてファッジがマーブル模様に散りばめられている。１度に４トッピングも味わうことが出来るのはとても嬉しい。

インド人が多く住むジャクソンハイツをイメージした味、「MANGODESH(マンゴーの故郷)」味は、インド料理屋で馴染みの深いマンゴー味で直球勝負。

「SOHO」味 は、カプチーノ味のアイスクリーム。地元のRose & Joe’s Bakeryで作られたハーゼルナッツのビスケットとエスプレッソ豆のチョコレートフレークをふんだんに使用し、コーヒー愛飲者の間でファンが続出している。

バクラワ(baklava)をひねったユニークな名前の「BAKLA-WHA?!」味は、アストリアのスタインウェイストリートにあるVictory Sweet Shopで作られたアイスクリーム。トルコやギリシア料理のデザート、「バクラワ」から生まれたフレーバーで、シナモンやクルミが入っている。「アストリアの特徴を表現した クリーミー で素晴らしい味」と絶賛されている一品だ。

更に、地元チャリティー活動に協力し、ピーナッツバターとファッジが入ったチョコレートアイスクリーム、「NYPB」味の売り上げの一部を、NY Police & Fire Widows’ とChildren’s Benefit Fundに寄付をする。

その他アッパーイーストサイド、ベイリッジ、サウスブロンクスをイメージした味もあり、バラエティーは尽きない。

まずは、あなたの住んでる地区フレーバーから試すのもよし！
憧れの地区フレーバーから試すのもよし！それぞれの地区をイメージしながら、是非、全種類食べ比べてみては？