Downtown Cookie Co.

「何年もの間、ボクの母親が作るようなクッキーを探したよ。柔らかくてどっしりとしてて、バター、チョコレート、ブラウンシュガーといった素材の味をしっかり感じられるヤツをね。ベーカリー、高級スーパー、グロッセリーストアなどニューヨーク中の店を廻って色々と試したけど、どこにもなかったね。」そう語るのはDowntown Cookie Companyのオーナー、ダン・グエレラ　さん。子供の頃から祖母や母親の手料理で育ったため、料理、中でもデザートへのこだわりは人一倍強い。

数年間かけて料理学校やベイカリーで知識と経験を得た後、ベイキングを生活の糧にすることを決意。ホームメイドクッキーを焼く暇すらないニューヨーカーが多い事に目をつけ、このクッキーのブランドを立ち上げた。

2008年8月のスタート当初は、ウェストビレッジの小さなキッチンを使い、友人のためにクッキーを焼くだけのものだった。しかしクチコミによって瞬く間に評判は広まり、濃厚な風味が特徴のこのクッキーは人気を広げていった。

販売を始めて3ヶ月後には、ニューヨークの人気雑誌やテレビ番組などが「一押しするホリデーギフト」として取り上げ、また、翌年の3月には同社のチョコレートチップ・ウォルナッツ・クッキーがニューヨークマガジン紙の「ベスト・チョコレートチップ・クッキー」にも選ばれた。

このクッキーの特徴は、ダンが理想としていたホームメードクッキーの味。フレッシュさと素材の風味を活かす事にこだわり、保存料や着色料を一切使用しない。ダース毎に売られるクッキーは全てオーダーされてから手作りで作られ、6種類のフレーバーを展開する。

人気は留まる事を知らず、現在ではアメリカ中にクッキーを販売する。ダンさんは今では「クッキーガイ」のあだ名がつくほど、地元では有名人だ。そんな人気を誇る今でも小さなオーブンで毎日焼いているこのクッキー。人への贈り物としても喜ばれる事マチガイなし！

オーナーのダンさん。

現在6種類のフレーバーがある。
・チョコレートチップウォルナッツ (ナッツ抜きでもオーダー可能)
・チョコレート・チョコレートチップ
・オートミールレーズンウォルナッツ (ナッツ抜きでもオーダー可能)
・ピーナッツバター
・ジャム・サムプリント
・ジンジャー

$24/ダース

オンライン、または電話でのオーダーのみ。
NYC内のデリバリー、国内であれば郵送可能。