Ghost Pepper入り
Spicy Sour Watermelon Candy
世界で最も辛い香辛料と言われて思い浮かぶものはなんだろう。タバスコ?ハバネロ?いやいや、ここに世界で一番辛いペッパーとして、ギネスで認められたものがある。その名は、「The Bhut Jolokia(またの名をGhost Pepper)」だ。
インドのアッサムが起源だと信じられている。名前の由来は、食べた人に辛さが忍び寄ってくるかのように見える様子から来ているらしい。2000年に、 世界でもっとも辛いとされていたハバネロの2倍にもなるとして、西洋でのみ紹介された。そして、2007年には、世界で最も辛いペッパーとしてギネスに認定された。
ここに、ニューヨークのブルックリンでひとつひとつ手作りされているGhost pepper入りの「Spicy Sour Watermelon Candy」がある。 Ghost Pepperのキャンディーだからと恐れることはない。キャンディーには辛さを抑えるための砂糖もミックスされている。決して、辛いだけのキャンディーではないのだ。甘さと辛さの最高のコンビネーションを楽しめる。他では出会えない味?!一度食べるとハマってしまう味になっている。
Ghost pepperに含まれるカプサイシンは、多くのイライラを緩和させてくれるものとしても知られている。また、がんとの関連の研究も進められている。その結果、がん細胞を殺したり、がん細胞の成長を阻止する効果があることがわかった。他にも、手術の後遺症への効果、関節炎、偏頭痛、筋肉痛など、あらゆる症状との関連の研究が進められている。健康への効果も期待出来るかもしれない一品だ。
思わず渋い表情になるような辛さ。鼻にツーンと抜ける酸っぱさ。ほんのり感じられる甘さ。そんな、今までにない新しい味覚を楽しんでいただきたい。
Text by Mari Yamamoto