Milk & Cookies Bakery

アメリカ人が大好きなスイーツの代表として、チョコチップクッキーがある。アメリカのチョコチップクッキーは日本のものに比べると、しっとり柔らかな食感が印象的。これは日本のクッキーとは少し材料の配合の仕方が違うせいなのだ。日本のチョコチップクッキーの場合は、バター：薄力粉の割合がだいたい１：１なのに対し、アメリカの場合はバター：薄力粉がほぼ１：２の割合だ。

チョコチップクッキーは、アメリカではクラシカルで伝統的なお菓子として、老若男女問わず昔から不動の人気だ。映画やテレビドラマでアメリカ人の小さな子供が、ミルクの入ったマグカップ片手にチョコチップクッキーをほおばる姿を誰でも見たことがあるだろう。ミルク＆チョコチップクッキーはアメリカ人にとって王道のおやつなのだ。そんなアメリカンで、焼きたてのソフトな美味しいクッキーを探しているなら、ぜひミルク＆クッキーベーカリーへ！まさにあなたが求めているクッキーが見つかるはず。ミルク＆クッキーベーカリーではスタッフたちが、いつでもお客さまに焼きたての美味しいクッキーを食べてもらえるようにと、一日中クッキーを焼いている。「焼きたてのクッキーほど元気になれるものはない！」とアメリカ人たちは豪語する。きっと獲れたての刺身の上手さを語る日本人と同じような感覚なのだろう。

店に入ると、優しいバターの香りがふんわり店内を包んでいる。店内にも20席ほどテーブルが用意されているので、焼きたてを買って、この店自慢のフレッシュオーガニックミルク($2.25)と共にすぐに試食することもできる。

バターの香りあふれるチョコチップクッキーは、サクサクなのにしっとりやわらか。チョコチップの量も多いので、チョコレートを食べているのかクッキーを食べているのか、と言えるほど贅沢な味だ。一つ一つのチョコチップは細かく、まんべんなくちりばめられているので、どこを食べても文句なしにたっぷりとチョコレートを感じることができる。焼きたてなので、チョコレートもトロリと溶けかかっておりまさにベストな状態のチョコチップクッキーだ。バターの風味も全くしつこくないので、さっくりと食べられる。

原材料はとても自信があり、バターからチョコレートまで、すべて選び抜かれた特別なものを使用している。またミルク＆クッキーベーカリーでは、スタンダードなクッキー以外にもアイスクリームを挟んだクッキーなども販売しており、バラエティーに富んだ品揃えが展開されている。

来る人皆が笑顔になれる。幸せのクッキーをぜひ召し上がれ！！！
(Text: Yukari Takashima)