ヒップな若者で賑わうローワー・イースト・サイドにオープンしたスイーツ専門店の「LUXEE」。呼び方は「リュクシー」。名前の由来は、フランス語の「LUXE(リュクス)」と英語の「SWEETS(スイーツ)」。この二つの言葉を合わせて生まれた。
「リュクシー」をプロデュースするのは、日本で食のデザインスクール「レコールバンタン」を運営するバンタンフューチャークリエイション。2年前にニューヨーク進出を決め、物件探しを開始。マンハッタンはエリアによって客層が異なる為、カフェの場所がどこになっても対応できるようにコンセプトやメニューにバリエーションを持たせながら準備が進められた。そして最終的に話題性の高いエリア、ローワー・イースト・サイドに決定したのだ。
店の内装は、清潔感が感じられるシンプルな白い壁。そこには、シグニチャーアイテムであるテイクアウト用パフェの写真が、調理行程を見せるかようにアーティスティックに飾られている。細長い店内に入ると、右側にはダイニングエリア、中央には陳列棚が設置され、テイクアウト用のパフェやマカロン、そしてチョコレートやケーキが綺麗に並ぶ。
ニューヨークでは、ファインダイニングのレストランであれば、お皿に綺麗にもられたデザートを食べる事ができるが、カフェだとそのレベルのデザートを単品で食べられる店があまりない。又、ナチュラルで旬な野菜や果物を贅沢に使ったデザートも少ない。この状況をチャンスとして、そんなスイーツを提供できるカフェというコンセプトが、リュクシーの土台となっている。
この店のスイーツの特徴は、チョコレート、チーズケーキ、シトラス、キャラメル、ビーガンの5つのカテゴリーをベースにして、グリーンマーケットで仕入れた新鮮な旬の青果で作られていること。
メニューは、毎シーズン3ヶ月に一回変更。これらのデザートを作るシェフパティシエの白川 仁恵さんは、製菓業界で8年経験後、レコールバンタンにて10年講師をつとめたマスターシェフ。「ジャパン・ケーキショー」に出展され、味と技のピエスモンテ部門で銅賞受賞という素晴らしい経歴の持ち主。彼女の創り出すデザートは、味は勿論の事、手の込んだプレゼンテーションで見た目の魅力も兼ね備えている。
リュクシーでは今後カフェだけではなく、11月からはお菓子教室も開催する予定。白川シェフパティシエが、ニューヨークでスイーツ作りの楽しさも広めていく。日本からやって来た、食べて、見て、学んで楽しいスイーツ専門店だ。
Dining In
Summer Dessert Collection $12/each (Followed by LUXEE Macaron)
・Two-way Chocolate
・Normandy Cheesecake
・Green Forest Parfait
・Savarin Chateau
Luxee's Caramel Apple-Chef's Special $14
Dining Out
Takeout Dessert Collection $5/each
・White Chocolate Mousse
・Normandy Cheesecake
・Green Forest Parfait
・Savarin Chateau
Luxee’s Caramel Apple $6
Luxee Sweets
LUXEE Macaron $2
・Rose-Raspberry
・Greentea
・Choco Passion Fruit
・Dill-Citrus
・Black Currant
Cookie Box $7
・Rosemary
・Cinnamon Chocolate
Bon Bon Chocolate $1.5
L’etoile Noire- slice $4.5 (6"cake $35)
RESTAURANT INFORMATION
LUXEE
6 Clinton Street New York, NY 10002
Phone: 212-375-1796