10月にイースト・ビレッジにオープンしたビストロ。オーナーでトルコ出身のエイダさんは、ニューヨークで金融関係の仕事に就き、連日の長時間勤務。これだけ長い時間を仕事に費やすのであれば、自分の好きな事をやりたいと考えていたエイダさんは、キャリアを変えてレストランをオープンすることを決意。昨年の11月に会社を辞め、ビジネスプランを立てながらそれと同時に実際のオペレーションを学ぶためレストランで働き始める。その数ヶ月後には物件契約、リカーライセンスも取得し、レストランのオープンを迎えた。
レストランの名前は、彼女の大好きな赤色の「ルージュ」と、レストランのコンセプトでもあるビストロスタイルの「ビストロ」を組みあわせて、「ビストルージュ」と命名。赤はポジティブエネルギーをくれるエイダさんの大好きな色。レストランの椅子もすべて赤で統一されている。店の中心にはオープンキッチンがあり、その周りにはバーカウンター。キッチンと一つになったダイニングスペースにはスタッフと客との隔たりがなく、とても暖かい雰囲気で溢れている。
「1人でふらりとワインやカクテルだけを飲みにくる方にも、わいわい小皿をシェアしたいグループにも、そして前菜からアントレまできっちりとディナーを楽しみたいという方にもそれぞれパーフェクトなメニューを用意しました」と語るエイダさん。また、その日の財布の調子に合わせてオーダーを選べるように値段もとてもリーズナブル。
レシピを考案したのは、スペイン出身のコンサルティングシェフ、ディエゴ・ゴンザレス氏。彼の作り出すメニューは、多種多様の食材と調味料を巧みに組み合わせながらも、ラスティックに仕上げた品々。それぞれの素材を活かした味を楽しめる。これらの料理を口にするとついつい進んでしまうワインも、「リーズナブルな値段で美味しいものを」というコンセプトで厳選されたものばかり。ほとんどが1本40ドル以下に設定されている。
シンプルで美味しく、リーズナブルでフレンドリー。エイダさんの暖かいホスピタリティーの詰まったビストルージュは、ニューヨークダイナーズが思わず立ち寄ってしまいたくなる場所になりそうだ。
Baby artichokes sautéed in E.V.O.O. with green peas and Manchego cheese $8
Vodka cured Alaskan salmon with baby arugula and cucumber slices drizzled with Turkish yogurt coulis $8
Home made grilled Angus B Burger with cucumber-aioli mayo and roasted plum tomatoes $9
Grilled chicken breast sandwich with oven-roasted plum tomatoes, baby arugula, and balsamic vinegar in ciabatta $12
Home made meat balls in roasted spicy tomato sauce and crispy basil $12
Black Mediterranean mussel sautéed in Spanish saffron and Hard Cider Beer broth with aioli and fries $15
Olive Dijon mustard crusted seared Tuna served on a bed of frisee lettuce with sautéed La Mancha white beans and Mahon salted crispy prosciutto $18
Three-pepper crusted grilled Black Angus Sirloin steak with baby arugula and flor de sal $22
RESTAURANT INFORMATION
Bistrouge
432 East 13th Street,
New York, NY 10009
Phone: 212-677-2200