マディソンスクエアパーク周辺に新たなグルメスポットが誕生!!昼時にビジネスマンが列を作るのは、ここ最近オープンしたてのメキシカンタコスの小さなお店、その名も「Choza」。「Choza」はスペイン語で「小屋」という意味だけあって、お店の内装はとてもシンプル。しかし、料理にはオーナーのフェルナンデスさんの情熱とこだわりがいたる所に感じられる。
フェルナンデスさんは、西海岸のメキシコまで車で一時間半ほどの街で生まれ、サーフィンやマリンスポーツをしにメキシコのビーチまでよく出かけたそう。その道すがらいつも食べていたのが、道路脇の屋台で地元の人達が売るタコスやブリトーだった。その後、20年間シェフとして料理に携わり、独立を考えたフェルナンデスさんは、やはり彼の食の原点であるメキシカンストリートフードに立ち戻る。彼の真面目でひたむきな姿勢は料理にもよく現れている。タコスのトッピングはもちろん、チップスのアボカドディップやサルサソースまで全て彼自身が手がけたもの。塩分とオイルを控え、よりナチュラルで本場の味に近いものを目指した彼のタコスに列を作るのは、90%が西海岸出身のお客さんだそう。その他、身体に気をつかう近所のジムのインストラクターなども頻繁に現れる。
そしてお目当てのタコス!ゆっくりと煮込まれた柔らかいチキン、ビーフ、ポークの上にそれぞれスペシャルなトッピングが盛りつけられる。通常タコスのサイドについてくる人参やハラペーニョのピクルスも、フェルナンデスさんの手にかかればポークの味をさらに引き立てる新たなトッピングとなってしまう。オープンして3週間、すでにリピーターが続出するのも納得のタコス。おすすめのベジタリアンタコスは、ズッキーニやマッシュルームがフレッシュハーブと共にじっくりとソテーされていて、ついつい何個でも食べてしまいそう。タコスの皮であるトルティーヤは、毎朝作り立てのものがお店に届けられる。そして、おなかが空いているときは「Bowl」がぴったり。ライスとブラックビーンズの上に、タコスのトッピングであるビーフ、ポーク、チキン、ベジタブルからひとつを選んだものをかけてもらえる。
その他、「Today's Special」にはチョリソーやラムのタコス、メキシカンの朝ご飯「タマレス」などが用意されているが、早めに売り切れてしまうのでランチ前が狙い目。サイドオーダーの「Elote(グリルドコーン)」はあまーいコーンをこんがりとグリルしたものに、ライムチリクリームがたっぷりとふりかけられている。あつあつなうちにチリソースをかけてかぶりつくこと!
今はフェルナンデスさんによって選ばれた3種類のチリソースが店内におかれているが、今後は世界中のチリソースを集める予定だそう。ピリ辛のタコスをメキシカンソーダの「Jarritos」と共に味わってもらいたい。オールナチュラルのこのソーダは、タマレス、グァバ、グレープフルーツと3種類のフレーバーが用意されている。
「Shac Shake」「EATALY」など話題のグルメスポットが集中するマディソンスクエアパークに「Choza」も加わり、おなかの空くこの季節、ストリートフードのはしごなどはいかが?
Tacos(3個): $6.89
Burritos: $7.58
Bowls: $7.58
Saladas: 6.89
Chips & Guacamole: $2.07/$2.99 (small/large)
Chips & Salsa Fresca: $1.61/$2.53 (small/large)
Grilled Corn/ Rice or Beans: $1.84/$3.47 (small/large)
Jarritos: $2.30
[STORE INFORMATION]
Choza Madison
66 Madison Avenue
(27th & 28th Sts.)
212-213-0708
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