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「Flex Mussels」待望の3号店がオープン！カナダのエドワード・プリンス・アイランドとマンハッタンのアッパーイーストサイドに続き、ユニオンスクエアからほど近いとは思えないほど、ゆったりとした雰囲気の流れるロケーションにオープンした「Flex Mussels」。ムール貝専門のレストランと聞くと、トラディショナルで重厚なインテリアを想像するが、ここは白を基調としたモダンなインテリア。食事もできるバーカウンターのスペースを抜けると、まず目に飛び込んでくるのが、壁一面に広がる彩りも鮮やかな浜辺のパネル。そしてかなりノリノリなウェイティングスタッフ達。

「Flex Mussels」はムール貝の専門店。この店では、ボイルしたムール貝に使用するスープのレシピがなんと23種類も用意されている。「クラシック」から、カレー味の「ボンベイ」、チョリソー、カラマリのはいった「メキシカン」、ロブスター入りの「ビスク」など、どれも試してみたいものばかり。一番人気は「タイ」。ココナッツカレー、ライム、ジンジャーなどの味付けで、運ばれてきたときのココナッツカレーの香りについつい食欲が倍増してしまう。あつあつのスープとともに頂くムール貝は、今まで食べたどれよりも身がぷりぷりしてやわらかい。それもそのはず、この店のムール貝は全て「PEI」産。メニューにも現れる「PEI」とはプリンス・エドワード・アイランドのことで、クオリティーの高いオイスターで有名。アメリカで出回っているムール貝は、ニュージーランド産のものが多いが、ニュージーランドのものに比べ、PEI産は身は小ぶりだが海の味が凝縮されている。23種類目のスープは日替わりのスペシャルメニューで、この日は寒い冬にぴったりの「キャロット・ジンジャー」。その他にもシーフードのメニューが充実しており、オイスターは日によってウエストかイーストコーストから3種ずつのチョイスがある。

そして見逃せないのがデザート。「TOP CHEF」に出演していたZAC YOUNG氏がパテシエとして腕を振るっている。人気の「FLEX DONUTS」は、「Wild Blueberry」「Meyer Lemon」「Cinnamon Sugar」「Salted Caramel」「Fluffernutter」「PB&J」「Praline」「Chocolate」の8種。おすすめは「PEANUT BUTTER AND JELLY」。まずそのデコレーションと色使いのセンスの良さが皿の上に現れていて、食べるのをためらってしまう。一番下層のチョコレートブラウニーはあたたかくてしっとり、そして上品な甘さ。その上のピーナツバターチーズケーキも絶品。ピーナツバターと、チーズケーキとは一見しつこそうな組み合わせだが、口当たりが軽くほんのりグレープの酸味がきいていて、くせになりそう。ZACさんの母親はなんとビーガンで、彼は製菓学校に入るまで、チョコレートブラウニーも食べた事がなかったそうだ。そんな彼だからこそ出来る、繊細なデザートの数々をぜひご堪能あれ。プラス6ドルでデザートにペアリングさせたワインが用意されているのもおもしろい。

ドリンクも北アメリカ、ヨーロッパのビールを数多く揃えている他、ワインもリーズナブルで種類が豊富。

ムール貝は、プロテインとミネラルをたっぷり含んでいてローファット、ローコレステロール。年末にかけて外食の機会が増えるこれからの季節、ぜひぜひおすすめのデートスポットです。

[STORE INFORMATION]

Flex Mussels 13th Street
154 W 13th St
New York 10011
212-229-0222
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