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自分らしく食を楽しむ生活を pecopeco! Deli

うわさの料理食べくらべ!

モンブラン VS 梨のタルト 秋のスイーツ対決 vol.21

Lady M® Cake Boutique(レディ・エム)
41 East 78th Street,
(Bet Madison Av & Park Av)
New York, NY 10075
Tel : 212-452-2222
www.ladymconfections.com



Bouchon Bakery(ブション・ベーカリー)
10 Columbus Circle, 3rd Floor,
New York, NY 10019
Tel: 212-823-9366
www.bouchonbakery.com







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料理の解説

味覚の秋です。秋といえば栗、梨、さつまいもなど、スイーツには欠かせない食材ばかり。日本人にはおなじみのモンブランですが、ここNYでおいしいモンブランを探すのは至難の業。フランスが発祥とあって、フレンチレストランのデザートメニューに時折見かけることがありますが、街のベーカリーで見かける事はあまりありません。モンブランはフランス語で「白い山」と言う意味で、アルプスの山に似せて作られたことからモンブランと呼ばれるようになりました。
そしてタルト。こちらはジャムやクリーム状の物が食べやすいよう、食べられる器に入れて出したのが始まり。今では形もトッピングもバリエーションが豊富で、特に季節の果物をのせたものがNYのベーカリーでは大人気。リンゴのタルト、ベリーのタルト、レモンのタルトと種類は色々ですが、今回はペアーのタルトをチョイスしました。


Lady M(レディ エム): モンブラン
ミルクレープでおなじみのLady M からは今回モンブランをチョイス。アッパーイーストの住宅街にひっそりとある「Lady M」は、白を基調とした店内と、ショーケースに整然と並べられたケーキが、まるでジュエリーショップのよう。
ここでは栗のシーズンとあって2種類のモンブランを発見。カップ入りのモンブランと、Bakeryホールケーキをスライスしたものから、より馴染みのあるカップ入りを選びました。
見た目はシンプルですが、マロンクリーム、生クリーム、そして一番下にはサクサクのメレンゲが入っています。トッピングの栗は甘さを抑えた深い味わい。マロンクリームは、口に含むと濃厚な栗の後に、リキュールのフレーバーが重なって期待をうらぎらない味。その下に口の中でシュワっと溶ける生クリームと、さくっと軽い口当たりのメレンゲ。よく計算された食感はさすがです。


Bouchon Bakery(ブション・ベーカリー): ペアータルト
対するタルトはタイムワーナーのビルにあるBouchon Bakeryから。普通のタルトを一回り大きく平べったくしたかわいらしい形です。タケノコのようにトッピングされたペアーに、まわりがこんがり色づいた生地、そして表面に塗られたジュレの艶。シンプルだけれどこれは期待しないわけにはいきません。
薄めに焼き上げたタルト生地は、甘さ控えめで焼き加減が絶妙。そして中のフィリング生地は、ほんのりアーモンドの香ばしさが、上にのったペアーの酸味とうまくマッチしています。トッピングのペアーは食感がほどよく残っていて、これぞ季節のタルトです。

Text By Yuka Nihei


比較結果は・・・?

ショクヨクノッキー 節子:
Lady M の2種類のモンブランも食べ比べてみたい!
門部 蘭:
モンブランの濃厚なマロンクリーム、忘れられないなぁ。
秋野 ミカ:
このペアータルト、サクサクどんどん食べられちゃうけど、けっこうボリュームがあるわ。