Glöggは飲めなくても！

「グロッグ」。このカエルの鳴き声のようなドリンク、一体なんだと思います？
北欧諸国で冬場に良く飲まれているホットワイン(英語ではMulled Wine)のことを「グロッグ」と呼びます。ドイツやフランスでは、それぞれ「グリューワイン」、「ヴァン・ショー（フランス語で”熱いワイン”」の名で親しまれ、クリスマスには欠かせません。日本では「ホットワイン」とよく呼ばれているけれど、それは和製英語。これらの温かいワインには、通常赤ワインを使用し、シナモンスティック、クローブ、シトラス、バニラなどのスパイスにシロップや砂糖を加えて、沸騰しない様に温めて作られます。

普通はホリデーシーズンのみにメニューに出されているため、残念ながらGlöggの飲める北欧系レストランは今の季節はもうないようです。でも、まだあきらめるにはまだ早い！ニューヨークにあるヨーロッパ料理店には、冬の間ずっとグリューワインを用意しているところがいくつかあります。こうやって本格的な他の国のドリンクを気軽に楽しめるのもこの街ならでは。まだまだ寒い今の季節、一度試してみてはいかが？

< ホットワインの飲める店 >
Anyway Cafe
34 E 2nd St., at 2nd Ave.
212-533-3412

Oro Bakery and Bar
375 Broome St., (Mott & Mulberry sts)
212-941-6368

10 Downing
10 Downing St., at 6th Ave.
212-255-0300

Mundo Cafe & Restaurant
31-18 Broadway Store #E,
Astoria, NY 11106
718-777-2829