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ジョーイ・チェストナッツ選手3連勝!
小林選手返り咲きならず!

7月4日はアメリカ独立記念日。ニューヨークの独立記念日といえば、メイシーズの花火大会とブルックリン、コーニー・アイランドで開催されるネーサンズ・ホットドッグの大食い大会!

なんとこの大会、一回目は93年前のネーサンズが開店した1916年までさかのぼる。それ以来、1941年と1971年を除いては、毎年開催されている。

6月の末から雨天が続いたが、今年の7月4日は快晴に。ステージ近くで観戦しようとする熱狂的なファンが早朝から会場へ。警察当局の発表によると、この日約4万人のファンが詰めかけた。

大会前から会場を盛り上げるアトラクションが開催され、ライブバンドの演奏や、コニー・アイランドで興行中の「リングリング・ブラザーズ&バーナム・アンド・ベイリーサーカス」のメンバーが、アクロバティックなパフォーマンスを披露。
また、子供たちのホットドックの大食いならず、「お行儀良く食べるコンテスト」も行なわれた。

アメリカスポーツ専門チャンネル「ESPN」が午後12時から全米に同大会を生放送し、会場を訪れた観客のみならず、テレビの前では 何百万人もの観客がこの「コンペティティブ・イーター(大食い選手)」の勇姿を見守った。 大食い大会はアメカでは「スポーツ」イベントといっても過言ではない。

この日決勝に望んだ19名の選手(リッチ・ルフェーヴル選手は体調不良の為不参加)の内、ジョーイ・チェストナッツ選手と小林尊選手、イタリアから参加のフランコ・カメリニ選手以外は、各地の予選を勝ち抜いて、本戦への参加。

試合開始の時間が刻々と迫り、会場に緊張感が漂う。まずは、白と黒のストライプのユニフォームを身につけた審判員が、選手の真正面で選手を見上げる位置につく。そして、司会のジョージ・シーのアナウンスのもと選手の入場。

日本を代表するフードファイターの小林選手の入場。熱狂的な小林選手ファンの声援とともに、チェストナッツ選手の連覇を応援するファンからはブーイングも。優勝者のみが手にすることがきる「マスタード・イエロー・ベルト」を持ったチェストナッツ選手が大歓声の中入場。会場には、「U.S.A! U.S.A!」の声が響き渡る。各選手は位置に付き、ドリンクの準備完了。カウントダウンが始まりいよいよ大食い大会のスタート。

出だし好調の小林選手。司会のシー氏も「皆さん!小林選手!今迄見たことのないスピードで食べています!」とのコメント。チェストナッツ選手も負けておらず30個までは両選手同じスピードで食べ続ける。その後、チェスナッツ選手が、小林選手に2個差をつけてリードを奪う。残り一分をきったところでもチェストナッツ選手63個、小林選手61個と2個差のまま。

なんとか追いつこうと懸命な小林選手だったが、その差は縮まらず、最終的にチェストナッツ選手が自己最高記録の68個のホットドックを食べ3連覇。小林選手も自己最高の64個半を食べて2位に終わった。

1年に1度のこの熱い戦いが終わったその瞬間、Nathan's Famous Fourth of July International Hot Dog Eating ContestのWall of Fameのボードの時計はもう来年に向けてカウントダウンを開始。
来年は小林選手の優勝なるか?シェスナッツ氏の4連覇なるか?それとも2人の記録を破る新星が現れるのか?世界中のファンの期待は膨らむばかりだ。



PECOPECO!インタビュー!

大会後の記者会見の際、チェストナッツ氏がPECOPECO!からの質問に対して以下のような回答を。またその回答に対して、小林選手からもコメントをいただいた。

PECOPECO! : 「チェストナッツ選手。もし小林選手から日本で、日本食で対決する挑戦があったらうけてたちますか?」

チェストナッツ選手 : 「もちろん!」

PECOPECO! : 「小林さん、チェストナッツ選手から、“日本食で対決する挑戦をうけたら快く引き受ける”とのコメントをいただきましたが、もしそのような機会があったら食べ物は何で対決しますか?」

小林選手 : 「そばでもすしでもなんでもいいけど、日本食なら絶対負けない。意地があるから!」



最終結果

1st: Joey Chestnut - 68 個
2nd: Takeru Kobayashi - 64 1/2個
3rd: Pat Bertoletti - 55個
4th: Tim Eater X Janus - 53個
5th: Bob Shoudt - 41 3/4個
6th: Sonya Thomas - 41個
7th: Hall Hunt - 38.5個
8th: Erik Denmrk - 38個
9th: Juliet Lee - 34個
T-10th: Gravy Brown - 30個
T-10th: Badlands Booker - 30個
12th: Jim Reeves - 28.5個
T-13th: Crazy Legs Conti - 25個
T-13th: Pete Davekos - 25個
T-13th: Sean Gordon - 25個
16th: Marco Marquez - 23個
17th: Micah Collins - 21個
T-18th: Franco Camerini - 14個
T-18th: Bob Coccodrilli - 14個









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