BYOFって?!
今、BYOB(Bring Your Own Bottle)ならぬBYOF(Bring Your Own Food)というスタイルのお店が注目を集めています。お酒を持参できるレストランがBYOBなのに対して、BYOF を取り入れるお店はなんと食べ物の持ち込みが可能!ガスが使えない等、調理環境に恵まれない店がフード提供を可能にしようとして考案されたスタイルなんです。
素敵な雰囲気で手作り料理を楽しみたいけど、家ではちょっと…」という人にはもってこい。美味しいドリンクを飲みたいけど、食べ物は気軽に選びたいなんていう人にもピッタリです。お気に入りのデリで食べ物を買って、それに合うお酒を探しに行ってみたり、自作のマリネを持参してみたり、それぞれ1品持ち寄ってパーティーをしてみたり、といろいろな使い方が出来そう!また、ニューヨークでは、公園や海、野外での飲酒を禁止しているので、テラス席では、ランチボックスを持って行ってピクニック気分を楽しむのもOK!
しかし、「そういうお店は、ドリンク1杯の値段が高いのでは?」といった懸念の声もあり、今のところ、反応は賛否両論。もちろん高いお店ばかりではありません。カジュアルなお店も増えているので、シーンに応じて上手に使い分ければ、今までと違ったお酒の楽しみ方を発見できるかもしれません。
ブルックリンのBYOFスポット、SycamoreとEast River Barにはバーベキューのグリルが常設されています。数に限りがあるので早い者勝ちですが、魅力的なサービス!(炭とライター燃料は持参でお願いします。)
Text by Chiyo Yamauchi