ニューヨークから飛行機で約3時間半。カリブに浮かぶ小さな島、 米国自治連邦区のプエルトリコ。アメリカと同じ通貨を使い、アメリカ人であれば、国内旅行同様パスポートを持つ事なく、運転免許書等の身分証明書で簡単に渡航する事ができます。
4月2日、3日の2日間、この島のオールド・サン・フアンにあるサード・ミレニアム・パーク公園にて、プエルトリコ最大の食の祭典「Saborea Puerto Rico/サボレア・プエルトリコ」が開催された。今年で3回目を迎えるこのイベントには、アメリカで人気のフードネットワークでお馴染みのセレブリティーシェフとプエルトリコのシェフ総勢54名、そしてプエルトリコのレストランが多数参加しました。
デモンストレーションステージでは、フードネットワークの「Dinner Impossible」のロバート・アーバイン氏、「Chopped」のホスト、トッド・アラン氏、「Worst Cook in America」のアン・ブレル氏が登場。プエルトリコのシェフとのコラボレーションで現地の食材を使った料理を披露しました。
また、テイスティング・パビリオンでは、2日に渡り、プエルトリコの60以上のレストランが、試食サイズの料理を提供。プエルトリコ料理だけでなく、イタリアン、日本食、フュージョン、フレンチ、シーフード、豚肉料理専門店など参加レストランはバラエティー豊か。一度にこれだけの多くのレストランの味を味わえる貴重な機会を来場者は楽しんでいました。
又、プエルトリコ産のビール「マデヤ」、その他の地ビール、そして、プエルトリコの2大ラム酒メーカー、「バカルディ」と「ドン・キュー」も参加。暑いプエルトリコにぴったりの冷たいビールに、ミントが清々しいモヒートが振る舞われました。
プエルトリコ出身のシェフ、マリソル・フェルナンデス氏は、このイベントについて「このようなすばらしいイベントがプエルトリコで開催され、アメリカ、そしてプエルトリコのシェフが一同に介して情熱を持って作り上げる料理を紹介できるとは本当にすばらしいことだと思います」と、地元の食文化の活性化をとても喜んでいました。
同じく、プエルトリコ出身のシェフ、エフレイン・クルス氏はプエルトリコの料理についてこう語ってくれました。「プエルトリコの料理はフレッシュなハーブやフルーツをふんだんに使っているので、とれもリフレッシィング。『ソフリト』と呼ばれるホームメイドのソースを使って作る料理はとてもフレーバーが豊か。プエルトリコに来た時には是非ローカルの味を楽しんで欲しい。」
来年も開催予定のこのイベント。食の旅と銘打って、プエルトリコに足をのばしてみてはいかが?
www.saboreapuertorico.com
「Luis Munoz Marin International Airport」からタクシーで、西に約15分の所にあるホテル。「Condado」というエリアにあり、ビーチに面したラグジュリアスなホテル。プール、ジム、カジノそして、プエルトリコのセレブリティーシェフ、ウィロ・ベネット氏が手がける高級レストラン「Pikayo」とプエルトリコ料理をフィーチャーした「Varita」レストランの他に、5つのレストランとバーがある。観光名所の「オールド・サン・フアン」にもタクシーを利用すれば15分程で行け、ホテルの近くにも徒歩圏内にレストランもあるので便利。週末のミニバケーションにはおすすめのホテル。
世界最大のラム酒ブランド、バカルディの蒸留所見学ツアー。参加費は無料。ツアーに参加すると、バカルディーの試飲券が2枚配布され、ツアー参加者用の特設バーでお好きなカクテルを飲む事が出来る。ツアーは英語とスペイン語で行なわれるので、インフォメーションセンターで、どちらのツアーに参加したいかを告げると、次のツアー開始時間を教えてくれる。蒸留所内を走るバスにのりツアー開始。バカルディーの歴史やラム酒の作り方の映画鑑賞、バカルディーの商品群の説明、昔のボトルやレシピ本が飾られた展示場を観て、最後にお土産ショップでラム酒を購入というコース。一般の酒屋で買うより、安いのでお土産にはもってこい。