サンクスギビングデーの前日、11月23日（水曜日）に、ミッドタウンイーストにあるスポーツ・バー「Turtle Bay」の特設会場で七面鳥大食いイベントが開催され、日本を代表するフード・ファイターの小林尊が世界記録達成に挑戦した。

ルールは10分間でどれだけの七面鳥を食べることができるかというもの。前日に別の七面鳥の大食い大会が開催され、ネーサンズ・ホットドッグ大食い大会の女性部門優 勝者、ソニア・トーマス氏が5.25パウンド（2.38kg)を食べて世界記録を作ったばかり。
彼女の記録を破れば、小林氏の記録が世界記録となる。

テーブルには、こんがりきつね色に焼きあがった巨大な七面鳥が二羽用意され、 それらをプレートに乗せたまま、まず重さが測られた。
1つ目は10.25パウンド(4.64kg)、二つ目は8パウンド（3.62kg）。

緊張の高まる中、審査員のカウントダウンと共に大食い開始！巨大な七面鳥をわしず かみにし、お肉をほおばる小林氏。コップに用意されたぬるま湯を飲みながら七面鳥をどんどん流しこんでいく。6分過ぎたところで、1匹目を完食し、2匹目に突入。10分間た ち終了した時点では2匹目のお肉も殆どなくなっていた。

競技終了後には、食べた重さを計算するため再度プレートに乗せたまま残りの七面鳥の重 さを量り、食べる前に量った元の重さからその重さを差し引いた。結果、7.5パウン ド(3.4kg)を食べて見事に世界記録達成。会場は小林氏のニックネーム「KOBI」コールで盛り上がった。

小林氏の記録達成後に七面鳥を大食いする際の攻略法について聞いたところ、「七面鳥の肉は比較的に乾燥しているので水をどんどん飲みながら、喉を通していく作戦でした。でも皮に 包まれていたので、思ったよりドライではなく食べやすかったです。」

アメリカ料理の代表ともいえるホットドッグの大食い大会で大食いチャンピオンの名を欲しいままにし、そして今回は七面鳥を食べつくして世界記録を達成。次はどんな食べ物で世界記録を達成するのか、小林氏の記録への挑戦 はまだまだ続く！