フードファイター小林尊!新たなホットドッグ大食い大会で優勝!
7月4日の独立記念日といえば、メーシーズの花火とコーニーアイランドで行われるネイサンズのホットドッグの大食い大会。
そして今年は新たに、新しいホットドッグ大会、「Crif Dog Classic」が開催され、日本が世界に誇るフードファイター、小林尊氏が2位に37本以上の大差を付けて優勝。$15,000の優勝賞金と初代チャンピオンの栄冠を手に入れた。
今回会場となったのは、これから注目のエリアとなるブルックリンのブッシュウィックにあるピザ屋「Roberta's」。イベントには小林氏の勇姿を見ようと約300名以上のファンが集まった。
ネーサンズのホットドッグ大食い大会とは異なり、この大会は独立記念日をホットドッグ競技のみならず、音楽とロベルタスの料理で楽しむパーティー的感覚のイベント。 会場では、冷えたビールにロベルタス自慢のピザ、ホットドッグ等が販売され、ローカルバンドのライブもあり観客はみな個々に時間を楽しんでいた。
そしてもう一つネーサンズのホットドッグと異なったのは、競技に使用されたホットドッグ。ゴーゴーカレーの大食い大会に参加したコンペティティブ・イーターのポール・アルカリヤ氏よると「今回のホットドッグを食べたけど、ネーサンズのホットドッグよりも皮が固く、サイズも若干大きめ」とのこと。 食感、サイズ、味が異なったバンがどのように競技に影響するのかが見所の一つであった。
バンドの演奏が終わり、会場も盛り上がったところで、お待ちかねの大食い大会。まずステージ壇上にて小林氏、ゴーゴーカレーイーティングチャンピオンシップの2回目優勝者、フィリアス・ピート氏、4代目優勝者のデイビッド・ブルネリ氏を含む9名の挑戦者が紹介された。そしてホットドッグと水が用意された後、カウントダウンと共に大食い大会がスタート。会場の熱のこもった声援の中、各選手は制限時間である10分の間、必死にホットドッグを食べ続けた。
小林氏が2位に37本の大差をつけて優勝。
小林氏に今回の大会について感想を聞いた。「ホットドッグがだいぶ前から準備され、パンも乾燥していたし、ホットドッグの皮も厚めで食べにくかったので、今回は最初から水で流し込む戦略をとりました。通常より1.5倍の水を飲んだので、『10分持つかな?』とは思いましたが、優勝もできたのでほっとしています。また、契約にとらわれず参加したい人が参加し、皆が楽しめるイベントを開催することができたのも本当によかったです。参加してくれた大食いの仲間達にとても感謝をしています。」
各メディアでも大きく取り上げられ、毎年盛り上がりを見せるホットドッグの大食い大会。来年は新たなイベント、新たな記録が誕生するのか?2013年の独立記念日も目が離せない!