本格的カンボジア料理はフードトラックで!
マンハッタンにて、最近フードトラックが多く集まるフラットアイロン周辺。ここで営業している一際目立つ黄色いトラックが今回ご紹介するカンボジア料理のフードトラック「Cambodian Cuisine Torsu」だ。
このトラックのオーナーはJerry Leyさん。1979年にカンボジアからニューヨークにやってきた移民。2009年までアッパーイーストサイドに店舗を構えていたが、ビルの持ち主との交渉がもつれ、涙を呑んで店を閉める事になった。トラックに書かれた「On the street, Looking to survive (ストリートで生き抜くんだ)」というメッセージからは、あきらめずに情熱を持って食事を提供していくという決意が伝わってくる。
その熱意が形になったのが、メニューに並ぶ本格的カンボジア料理の数々。初めての人には「一体どんな料理なんだろう?」というものもあるが、試してみる価値は十分。また、どのメニューも良心的な価格なのも嬉しい。周辺でランチをする機会があったのなら、是非一度試してみたい。