「ゴクリッ」と一口、爽やかな風味が口の中一杯に広がる。真夏の乾いた喉をうるおしてくれる新鮮なフルーツやハーブをふんだんに使ったフルーツドリンク類。フレッシュな素材の美味しさを活かしたこれらのドリンクは、ビタミンやリラックス効果も抜群、心も体もリフレッシュしてくれる。

セントラルパークの南東端にあるレストラン「Rouge tomate」は徹底したコンセプトの料理で話題を呼び、その中でもジュースバーは「マンハッタンで最も素晴らしい」とも噂される。
店内に併設のエレガントなジュースバーでは、新鮮な食材をその場でミックスする様子を楽しめるのも特徴の一つ。
専任のミクソロジストが考案したフルーツカクテルをメニューからオーダーするだけでなく、好みに応じたオリジナルカクテルも作ってくれる。

この店の提供するノンアルコール・フルーツカクテルの中でも、この夏のメニュー、「Amber Palmer」は至高の逸品。
新鮮なルビーグレープフルーツをベースに、香り高く、美容効果もあるジャスミンやローズマリーを使用、その上にグリーンティをミックス、仕上げにフレッシュなミントを浮かべる。また、炭酸水を使用しているので、清涼感も高い。4種のハーブの香りが程よく感じられ、リラックス効果も抜群だ。

この店では、栄養士やシェフ達の間で考案された「S.P.E.®」(Sanitas Per Escam / Health Through Food「食べ物を通しての健康」の略称）というコンセプトに基づいて調理が行なわれている。
「S.P.E.®」では、食事をすることで健康を高めることを重要と考え、バランス良く栄養素が摂取できる様な食材のコンビネーションとバラエティーにこだわる。
また、季節にあったローカルの食材を選び、栄養が損なわれない調理法を用いる。フルーツドリンクにも、もちろん同コンセプトを適用してレシピを開発していることからも、手の込んだドリンクであることが明らかだ。

ゴクゴクといってもよし、お料理とゆっくりと楽しむもよし、一口ごとに思わず笑顔になってしまうフルーツカクテル。真夏の清涼剤としてはもちろん、ビタミンたっぷりのフルーツカクテルはお手軽な「美の秘訣」かも…。