さかのぼる事、1919年。フローズンカスタードの歴史はここからはじまる…。もともとはNYのコニーアイランドで生まれたというこの商品、我々日本人にはちょっぴり耳慣れない言葉。しかしながら、ニューヨークはもちろんの事、アメリカでは皆が大好きなお馴染みのデザートの一つである。アイスクリームや、ソフトクリームに似ていて、熱い体を冷してくれる真夏にぴったりの冷たいスウィーツである。
フローズンカスタードは通常のアイスクリームよりも乳脂肪が少なく、卵黄を多く使用して作られるため、空気が含まれる量が少なくキメの細やかなしっとりとしたクリーミーさを持つのが特徴。
まだまだ暑い今日この頃。「ここのフローズンカスタードは絶品!!」という噂を聞きつけ、マディソンスクエアガーデン内にある小洒落たハンバーガー屋、「Shake Shack」にやってきた。さすが大人気のお店、やっぱり行列だった…。
この店の看板メニューであるフローズンカスタードは、ヴァニラ、チョコレートなどのスタンダードメニューに加え、その日のデイリースペシャルからセレクト出来る。今日はシンプルなヴァニラをカップにセレクトしてみた。口に入れる前から、その滑らかさは想像出来る。「パクッ」と口にいれた瞬間、絹のような滑らかさがするりと舌を通り抜けた。アイスクリームとも違う何とも表現し難い口当たりと冷たさのコラボレーションがとても心地よい。オーソドックスでシンプル、だけど濃厚でリッチな味わいとはまさにこの事!!一度足を運んだら最後、ついついヤミツキになり常連になってしまう人も後を絶たないそう。
提供バリエーションもカップの他、ワッフルコーンやサンデーから選べる上に、ビタミンシェイクやフロートタイプもあり、バラエティは豊富。「次はどんなフレーバーにしようかしら、贅沢にサンデーのカスタマイズにトライしてみようかしら」と目の前のヴァニラをほおばりながらもすでに企ててしまう自分を発見…(笑)。
マディソンスクエアガーデンの緑の木々にかこまれ、「Shake Shack」のとびきり美味しいフローズンカスタードを片手に真夏のひとときを過ごす。これははずせない夏の習慣になるやもしれません♪
Text by Kaoru Yanagawa
Frozen Custard Menu
Hand-Spun Shake (vanilla, chocolate, caramel, Black&white, Strawberry) $5.00
Malt Add +$0.50
Vitamin Creamsicle shake $6.75
Floats $5.00
Cups&Cones (Vanilla, Chocolate or flaver of the day)
Single $3.25
Double dip $4.25
Triple dip $5.75
Pints to go $6.00