「ニューヨークの美味しいもの」を皆様にお届けしようと日夜飛び回る、我らペコペコエディターですが…動き回るとノドが渇く!そんな時はやっぱりビールが欲しくなる。そしてついに見つけてしまいました。ビールにぴったりの一品を!
14丁目の7Aveと8Aveの間にある小さなお店。名前は「Dirty Bird To Go」。オレンジのアーケードがキュートな小さなこのお店。このお店のフライドチキン目当てに足しげく通うニューヨーカーは後を断たないのだ。その証拠に、お昼時を過ぎた午後3時というのに地元の人達であろうという客でお店はにぎわい、カウンターの側の小さなテーブルではいかにもニューヨーカーというお洒落な女性が美味しそうにフライドチキンをほおばっていた。
さて本日の我々のお目当ては、ココの一押しメニュー、「Buttermilk dipped Fried Chicken」と「Chicken Fingers」。
まずは「Buttermilk dipped Fried Chicken」をガブリと一口。なかなか大きくて食べごたえ十分。もともとやわらかい「もも肉」を使用しているのだが、バターミルクに漬け込んだその肉はさらに柔らかくジューシーに、しかもバターミルクの優しい風味が程よく加わり、肉の旨味が存分に引き出されている。
「バターミルクに漬け込む?」と思いがちですが、こちらのオーナーが研究に研究を重ね「とり肉」を柔らかくするのに行き着いた答えがそれ。驚くなかれ、 想像するような甘みは全くなく、なんとも優しい風味のみが「もも肉」を包み込んでいるのです。そして何と言っても旨いのが、こんがりときつね色に揚がった外側の「ころも」。「カリッ、カリッ!!!」と周りに聞こえるくらいの食感。「ええー!?」っと、思わず目を丸くしてしまう程のこの香ばしさの右に出るものはおそらくいないでしょう。
そして次に外せないメニューが「むね肉」を使用した「Chicken Fingers」。自家製のハニーディジョンソースかBBQソースにつけて頂きます。こちらはちょっぴり「薄ころも」。「サクッ」と軽い口当たりは特に女性にうけそうである。 骨抜きスティックタイプでとっても食べやすく、「Buttermilk dipped Fried Chicken」と同様、バターミルクに漬け込んであり、「むね肉」とは思えない程のやわらかさで、旨味を増す黒コショウのスパイシーさが、嬉しい一品。
フライドチキンの美味しさをこんなにも感じられるなんて「感動!」である。
「Butter milk dipped Fried Chicken」をガブリ、ガッツリといくもよし、「Chicken Fingerrs」をサクッといくもよし、ニューヨークで必ずや食してほしい五つ星のフライドチキンである。
Text by Kaoru Yanagawa