ニューヨーカーに人気のエスニック料理の一つはタイ料理。春巻きや、カレー、麺類など様々な料理があるがその中でも定番料理といえばなんといっても『パッタイ(Pad Thai)』。パッタイとは、米粉でできたビーフンを太くした麺を使い、もやしやエビ、鶏肉、豆腐、ニラ、砕いたピーナッツなどの具材とともに炒めた、タイ風焼きそばのことだ。
ミッドタウンイーストにある南アジアレストラン「OBAO」では、見た目のカジュアルなプレゼンテーションからは想像のつかない、こだわりのパッタイを食べることができる。 こだわりの一つは使用する麺。多くのレストランでは、予算的に乾麺が使われることが一般的だが、お客様によりおいしいパッタイを食べてもらいたいというオーナーの想いから「OBAO」では生麺が使われており、うどんのようなこしのある食感を楽しむことができる。
またもう一つのこだわりは、噛めば噛むほど旨味がでてくる味付けの工夫。その秘密は、レッドスナッパーを塩漬けにし、刻んだものを一緒に炒めているからだそうだ。麺と具を炒め終わったら熱々の麺の上に生卵が落とされる。他の店ではありがちな、すでに調理された入り卵を混ぜる方法ではなく、余熱のある麺と混ぜることによって、卵を調理するのだ。
OBAOならではこのこだわりのパッタイ!タイ料理ファンならずとも是非一度は食べていただきたい一品だ!