バッファローチキンウイングはニューヨーク州バッファローが発祥の、アメリカでは非常にポピュラーなスナックフードだ。素揚げした鳥の手羽に甘酸っぱいソースを絡めていただくのが一般的だが、最近密かにアジアンなチキンウイングの一品がニューヨーカーの間で人気を集めている。
「Ike's Vietnamese Fish Sauce Wings」は手羽先と手羽元がくっついたアメリカンなサイズの鶏肉をカラッと揚げ、フィッシュソースを使った塩味とぴりっとしたスパイス、ガーリックの効いたソースで仕上げている。キュウリのスライスと甘酢の効いた大根と人参のピクルス、レタスが添えられて、フルサイズまたはハーフサイズで提供される。Pok Pok はもともとタイ料理屋だが、勿論チキン・ウイングはタイ料理ではない。アジアの味付けにインスパイアされたオーナー Andy Ricker氏が作り出した、タイとアメリカの文化が混ざり合った新しいチキン・ウイングなのだ。ピリ辛でスタミナのつきそうなガッツリとした味わいはビールのお供にぴったり。後を引く旨さでリピートせずにはいられないはず。