店に入るとまず視界に飛び込んでくる坊主のおじさんの顔!この人こそ、独自のチョコレート・カルチャーを世の中に発信するオーナー、マックスさんだ。彼が創り出す斬新なメニューと鮮やかな店内は、連日多くの観光客やチョコ通の常連で賑わう。現在人気急上昇中、大人から子供まで、誰でも楽しめるカフェスポットだ。
イスラエル出身のマックスさんは、1991年からスイーツの本場ヨーロッパに渡り、見習いパティシエとして6年余り経験を積む。その後、スーパーで小さな実演ショー(巨大なチョコの板から削ぎ取り、溶かしてお菓子を作る実演)を行いながら彼自身の店舗を増やしていった。そして2006年に渡米し、現在に至る。
彼がお客様に楽しんでもらおうと考えたチョコレートの形は様々。ドリンク、ケーキ、クッキーはもちろんの事、フォンデュ、ワッフル、ピザ、スムージー、ベーグル、パイ、デニッシュ…。何十種類にもチョコレートの形を変える。
また、chocolate barでは、チョコレート×ウォッカ、チョコレート×ラム、チョコレート×ブランデー、といったカクテルが飲める。今までになかったチョコスタイルに出会える。キッズ用メニューは、チョコレートをいかに楽しみながら食べてもらうかの工夫がされている。棒付きアイスにチョコ、ナッツを好きなだけ付けて食べられたり、また、口の中でパチパチはじけるポップロックとチョコレートが融合したメニューも有り!子供の笑い声が店内を賑わせている。
「これからも、僕のチョコレート・カルチャーはどんどん進化していくよ!チョコレートの、いろんな楽しみ方をもっと開拓していくんだ!」
そう目を輝かせる彼は、まさにキッズメニューに描かれた、幼少の頃の似顔絵と同じであった。
チョコレートはどこでも食べられる。僕はそれだけでなく、チョコレートと“遊ぶ”“楽しむ”事によって、皆が“幸せな気持ちになる”ように考えているんだと語るマックスさんの遊び心に終わりはない。
オーナーのマックス・ブレナー
人気メニュー、ダブルチョコレートピザ
MAX BRENNER
Chocolate by the bald man
841 Broadway (bet 13th & 14th Street), New York,
NY 10003
212-388-0030
www.maxbrenner.com
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