「Sound of Brazil」の頭文字をとったS.O.B.'S.という愛称で知られるこの場所は、今ではNYのワールドミュージックのランドマーク。オーナーのロビンさんがご主人のラリーさんとこの店をオープンしたのは今から25年前。その昔サンバダンサーだったロビンさんは、大好きなブラジル音楽と食文化を融合させたレストランを作りたいという思いから、このレストランを始めた。
オープン当初はブラジル音楽のみだったが、その後、ブラジル、アフリカ、ハイチ、ラテン・オルタネーティブ、アーバン、レゲエ、サルサと様々なジャンルを登場させた。数々の有名アーティストが出演しているのは、この店の輝かしい経歴。ブラジルサンバアーティストのギルベルト・ギルやミルトン・ナシエメント、サルサの大御所セリア・クルーズ、ティト・プエンテ、マークアンソニー、そして、ヒップホップ界で大人気のカニヤ・ウエストもこのステージでパフォーマンスを行った。
25年間の成功の鍵は、「妥協しない料理」と確信を持って語るロビンさん。エンターテイメントに重点を置くクラブの食事はあまり期待できないが S.O.B.'S.はちがう。ブラジル出身のエグゼクティブシェフ、ジョージ・リマ氏が作り出すヌーボ・ブラジル/ヌーボ・ラティーノ料理は絶品。ヘビーな物が多い伝統的なラテン料理と異なり、ヘルシー志向、素材の味を生かす手早い調理方法等の工夫で時代の流れに合った新しいスタイルのラテン料理を提供している。
食事だけを楽しむもよし、音楽、ダンスを楽しむもよし!満足のいくニューヨークナイトライフを体験できる場所、それがS.O.B.'Sなのだ。
オーナー: Robbin Goldさん Q:レストランビジネス激戦区のニューヨークで25年間ビジネスを成功させてきた秘訣をおしえてください。 A:お客様に対して常に最高なダイニングエクスペリエンスをしてもらうことを常に考えながらやってきました。気づけば25年ですから、この信念に間違いはなかったと確信しています。特に料理の味と質には細心の注意を払っています。レストラン兼ナイトクラブというと料理の質があまり良くないと言うイメージがありますが、うちは違います。食事だけのために足を運んでくださる常連さんも沢山いらっしゃいます。 |
S.O.B.’S! Sound of Brazil |
HEARTS OF PALM WITH CAPERS, ONIONS & PEPPERS IN PLANTAIN CURLS
白くて丸い物の実態はなんと、ヤシの木の中心部の柔らかい部分。タケノコに食感がにている。
BAHIA BOAT
プリプリのエビとココナッツベースのバヒナソースがパイナップルの器に。とてもトロピカルな一品。
CARIBBEAN DOUBLE CUT PORK CHOP
肉厚のポークチョップ。中迄きちんと火が通っていて、ジューシー。このボリュームにびっくり!