ニューヨークの若者が集うお洒落の最先端スポット、ウィリアムズバーグのBed Ford駅から歩いて約10分程度の所に、ライブ音楽と食事を同時に楽しめるボーリング場「Brooklyn Bowl」がオープンした。
1882年に立てられた鉄工所を改築して作られただけあり、 内装には新しさのなかに、レトロでクラシカルな雰囲気が漂う。
ブルックリンで長年ランドマークとして愛されてきたコーニーアイランドの遊園地で使用されていたサインなどもインテリアのデコレーションに使用されており、まさにブルックリン流の古き良きアメリカが再現されている。
ボーリング場のベンチは、一般的に使われているような無機質なプラスチックではなく、ラグジュアリーな黒のレザーソファーを使用し、家具は全てブルックリンで造られたもの。まるでリビングルームでくつろいでいるかの様な気分になる。
天井が高く照明も優しく、とてもボーリング場とは思えない居心地の良さ。靴のレンタルは、フレンドリーなスタッフがレーンでサイズを確認し、可愛いかごに入れて持ってきてくれるという、なんとも贅沢で嬉しいサービスが用意されている。
施設には16列のボーリングレーンが並び、1レーンあたり8人まで登録することができる。1時間の使用料は$40。火曜日から木曜日のハッピーアワー(6~8pm)は$30となっている。靴のレンタルは一足あたり$4。補助レーンを付けることが出来るので大人から子供連れの家族まで楽しむ事が出来る。
これだけでも従来のボーリング場とはかなり異なっているが、魅力はこれだけではない。本格的な音響施設を完備したパフォーマンスステージがあり、9月からライブバンドのパフォーマンスも予定されている。
オーナーのチャーリーさんとピーターさんは、以前マンハッタンでナイトクラブを経営した経歴の持ち主。ロック音楽業界にとても精通している。「バンドを見に来る人には、ボーリング場がここにあることを知ってもらい、ボーリングに来た人達には、ここでプレーする新しいタレントを発見してほしいんだ」とチャーリーさんは語る。
彼によるとブルックリンだけでも無名で才能のあるバンドが最低でも50組はいるそうだ。「地元バンドが出演するときは入場無料」という計らいは、ローカルの音楽をサポートする心意気のあらわれだ。
その他にもダンスフロアとDJブース、そしてブルックリン産のビールが飲めるバーに、食事が出来るダイニングエリアも設けられている。また、フロアの特大スクリーン、そしてレーンの先に設置されたスクリーンで、プレー中でもスポーツ観戦や映画を楽しめる。
食事、ドリンク、そして音楽も備わった エンターテイメントの詰まったボーリング場。楽しい夜を過ごすにはうってつけのお勧めスポットだ。
フードを提供するのはニューヨークでNO.1のフライドチキンとの噂もあるブルーリボン。
人気のフライドチキン以外は全てブルックリンボール用のオリジナルのメニューを提供する。
ブルックリンビールが5種類用意され、その他のビール、ワインはグラスかボトルでオーダー可能。カクテルも豊富に用意されている。
FROZENMARGARITA $9.00
マルガリータにストロベリーが加わって、テキーラのクセが緩和され、色も香りも可愛らしく、飲みやすいフルーティなカクテル。
CHICKEN WINGS $16.50
外はカリカリ、中はお肉がとてもジューシーなBlue Ribbon の人気商品。一緒に付いているマッシュポテトや、コラードの葉もお肉とよく合う。
PORK RINDS $5.00
サクサクとスナック感覚で頂ける軽い揚げせんべい(クルプク)のようなもの、パクチーが効いていて少しスパイシー。
受付カウンター。ここでボーリング料金を支払う。靴は後からスタッフのひとがサイズを聞きに来てくれるので、支払い後、自分達のレーンに直行OK!
レトロな内装、暗めの照明はリラックスしたムードでボーリングが楽しめる。
バーカウンターでは、ボーリングの音と音楽を楽しみながらブルックリンの地ビール「Brooklyn Beer」を堪能できる。
マンハッタン、ブルックリンで人気のレストラン「ブルーリボン/Blue Ribbon 」がクラッシックなアメリカ料理を提供。