ライスプディングとはその名の通り、お米を使ったプディング!日本人には「お米の入ったプディング!?」と少し抵抗があるかもしれないが、食べてみると意外にも、なめらかなクリームの中に、お米のプチプチっとした食感がやみつきになる。中でも一押しなのがなんとライスプリン専門店、Rice to Riches!お米好きのオーナーが「色々なテイストが楽しめるライスプディング専門店をつくりたい!」と、この店をオープン。ヨーロッパの伝統的なライスプディングは、お米の食感がほとんど残っていないのに対して、ここのライスプディングは、あえてお米をつぶしすぎずに形を残しているのが特徴。まるでアイスクリーム屋のようなショーウインドウにはベーシックなバニラからチョコ、ユニークな物はラムレーズンと、バリエーション豊かなフレーバーが楽しめる。
ドーナッツプディングとはブレッドプディングの変化版。アメリカでは主にクリスピークリームのグレイズドドーナツを使い自宅で作られる事が多いので、あまり外では見かける事の無い一品だが、美味しいドーナッツプディングを食べる事ができると人気の店がこちら。アッパーイーストサイドにあるBaked by Butterfield。揚げない、焼きドーナッツ店として有名なこの店が提供している隠れ人気メニューだ。細切れになったドーナッツがカスタードに入っており、しっとりとした食感がとても味わい深い。バニラとシナモン香るドーナッツプリンは、温かいうちにホイップクリームを溶かして食べてもよし、冷蔵庫で冷やしてから食べてもまた絶品だ。
日本人がイメージする正真正銘プリン。アメリカではフランと呼ばれメキシコ料理屋などで食べる事ができる。ニューヨークで食べられるフランの中で特におすすめなのがMercadito CantinaのFlan de cajeta。たまご味のふわふわ生地の上には砂糖を焦がしたカラメルソースがかかっている。なめらかな口溶けがどこか懐かしい日本の家庭で作るようなプリンの味を思い出させてくれる。イーストビレッジとウエストビレッジにそれぞれ1店舗ずつお店があり、営業は夜からとなっている。